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MAZDA3は量販車の限界を超えた!?

 

量販車ってのはパクるものだろ!?

北米市場のシビックとカローラが似たような設計になるように、量販車の設計は大体はどこも他社の一番効率が良さそうなところを吸収して(マネして)「生産効率」と「利益率」を最大限に考慮した上で開発される。トルコンAT、ターボエンジン、フルタイムAWD、4WS、CVT、直噴ターボなどなど、新技術が次々と生まれたバブルの頃ならいざ知らず、2000年以降はサプライヤーありきの生産の「合理化」が新型モデル開発の軸となっていて、新型モデルへの期待値は年々下がっている。

 

 

いいクルマを作るとバカをみる

2000年以降に中国で販売する量産モデルは中国での生産が原則となり、自ら開発費をかけてミッションやエンジンを作るのがバカらしくなったというのもあるかもしれない。ミッションだったら大手のアイシンAWやZF、エンジンに使うインジェクターだったらボッシュやデンソーに任せる方が無難。中国メーカーとの取引も活発化させているサプライヤーを使う方が、生産効率でも知的財産保護でも有益・・・そんな時代。

 

 

利益追及型のグローバルルール

例えば新型メルセデスAクラスは、中国メーカーが幅広く使っている三菱シャシーで、新しいエンジンはガソリンもディーゼルも日本メーカーで主流のアルミ合金へ。中国メーカーの多くが使っている三菱のエンジンと同じ素材のエンジンブロックを使うのが無難。すでにメルセデスにとっては中国市場こそはアメリカ市場を超える最大の市場になっているので、セダンの開発センターも中国へ移しているとか。Sクラス以外はもちろん現地生産。日本向けも・・・。

 

伝統はカネにならない

先代のAクラスには、メルセデス版のランエボみたいなA45AMGがイメージリーダーだけど、今度はアルミブロックで圧縮比を下げてきたディーゼルエンジン搭載のA200dが人気になりそう。Aクラス向けということで出力を絞っているけど、この「OM654」と呼ばれる直4ディーゼルの本来のスペックはマツダの2.2Lディーゼル(SH-VPTR / SH-VPTS)に近似。出力ピーク回転数がメルセデス3800rpmなのに対してマツダは4500rpmなので、スポーティさに関しては先代のアクセラXD2.2には及ばないだろうけど、出力&トルクに関してはほぼ同じ数値を出している。あとで高性能版が登場する!?

 

 

マツダは無謀か!?

100年以上の伝統を誇るメルセデスであっても、今では中国資本であり、ファンは伝統を重んじた設計を期待するも、新型Aクラスのような、日本メーカーの高効率で捗る設計のモデルをブランドの大黒柱に据えなければいけない時代。マツダも利益率改善のためにクレイジーな利益率を誇るトヨタ様をパクる必要があるわけですが、藤原副社長は、それをやってしまったら「マツダではない」とおっしゃる。メルセデスでは許されるけど、マツダでは絶対にありえない・・・って大丈夫か!?

 

 

バカなモデルが売れる時代

マツダも変な肩肘張らずに、メルセデスCLAやBMW2シリーズアクティブツアラーのような思いっきり「馬鹿げた」クルマを開き直って作ってみたらいいんじゃないの!?副社長もデザイナーもエンジン開発者もみんな頭固い。メルセデスにしてもBMWにしても、CLAや2シリーズアクティブツアラーで殻を破ったからこそ、今も日本で商売が続けられるのだと思う。メルセデスSLとかBMW5シリーズとか・・・日本市場にはあまりにも「真面目」過ぎる。

 

 

真面目に腐っていくブランド・・・

アウディ、アルファロメオ、ジャガーそれからレクサスにも言えることだけど、大して理想を追っているわけでもないのに「斜に構え過ぎ」なんだと思う。ポルシェじゃないんだからさ・・・。今時の日本市場で意地はってられるのはマツダ、スバル、ポルシェくらいなもんだろ。本物のクルマ好きが最終的に選ぶ量販メーカーはこの3つだけだ。

 

 

魂が抜けている

メルセデスもBMWも2000年前後のM&Aで、あらゆる養分を吸収してしまって中身のないブランドになった。並んでいるラインナップは・・・「アルマーニの腕時計」みたいなもんだ。Cクラスや3シリーズに乗っているオッサンには、「エンポリオ」や「エクスチェンジ」の時計をつけて悦に入っている救いようのないダサさが滲んでいる。もっと審美眼と知性を身につけてくれよ・・・。

 

 

時代の趨勢は!?

さて量販車のど真ん中を突き進みながらも、メーカーはひたすらに意地を張っているけど、MAZDA3は決して「アルマーニ・エクスチェジ」ではない!!と宣言できるだけのトンガリを持っているだろうか!?このままセダン、スポーツバック、SUV(CX-30)の3タイプだけで押し通すのか!?それともCLAや2シリーズATのような「迎合」へ舵を切るべきなのだろうか!?

 

 

取捨選択

第六世代にも言えたことだけど、マツダはそれなりにコストを考えてクルマを作っているのに、特別な存在であり続けたのは、燃費やキャビン空間ではなく、何よりもステアリングフィール、ミッションフィール、サスペンションフィールに妥協なくこだわり、路面やエンジンからのNVHに可能な限り対策を講じた努力の成果だ。第七世代でもこのスタンスを守りつつ、よりエモーショナルなエンジン、躍動感、ダイレクト感でスーパースポーツの領域に迫ることに挑むのだろうけど、その全てのスタートになるMAZDA3の完成度は、まだ本命エンジンが出てきてないけど、誰も笑うことはできない。

 

 

第六世代は実った!!

ちょっと前まで冗談半分に、マツダの雰囲気は完全に「イってる」ポルシェも日産もホンダも全く追従できないレベルまで一気に突き抜けるんじゃないか!?とかゆるーく考えていたが、案外それは・・・現実なものになろうとしている。レクサスやアウディが全く歯が立たないレベルの静粛性。VWやビーエムに確実に差をつける操縦性。最新鋭のメルセデスエンジンでも勝負にならないレベルに磨きがかかるエンジン。・・・この先のマツダには何が起こってももう驚きはしないだろう。

 

 

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結構まじめにマツダ愛を訴えてみる・・・。

 

 

 

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コメント: 4
  • #1

    通りすがり (水曜日, 26 6月 2019 20:14)

    コンビニで「カートップ」立ち読みしましたが、例の国沢氏がさっそく「MAZDA3」をディスってますね。
    「デザインと安全装備だけが取り柄の凡庸な国産車」「ゴルフとは比べるまでもない」「カローラ、インプレッサ、シビック、MAZDA3でドングリの背比べやってろ」みたいな内容でした。「静粛性も乗り心地も進歩無し」「MAZDAの欠点はパワーユニット」だそうです。

  • #2

    CARDRIVEGOGO (水曜日, 26 6月 2019 21:55)

    国沢氏は5年ほど前に、日本の政府系調査機関の発表したVW1.2Lターボの環境負荷の高さについて自らのブログで報じていたにも関わらず、その後VWからカネを貰った疑惑の頃から立場が変身。プロのカーメディアという自覚があるならば、1.2Lを売り続ける(主要市場ではほぼ廃止済み)VWの日本市場に対するナメた姿勢を問いただすべき。静粛性はMAZDA3の勝ちです。後席スペースもMAZDA3の方がわずかに有利(どっちも不満)。VW1.2Lよりもマツダの2.0Lの方がずっとマシだと思いますが、それをひっくり返してなんの価値があるのだろうか!? 1.4LとスカイXの300万円対決で決着すればいいんじゃないでしょうか!?これにマツダが負けていたらこのブログも大いにブーイングします。

  • #3

    通りすがり (木曜日, 27 6月 2019 14:57)

    国沢氏はカーメディアにおいて、車自体のみならず環境問題や法律問題など多岐にわたる分野に関して発言していますが、工学的知識、科学的知識、法律的知識等、全てにおいて半可通なので読んでいる方が赤面する様な記事が殆どです。
    無知から来る「ヨタ記事」だけなら良いのですが、今回のMAZDA3叩きに見られる様に、明らかに何らかの意図の元に犯罪めいた「ウソ」を定期的に書いています。
    カルロス・ゴーン氏逮捕の際も、TVニュースに自動車ジャーナリスト代表の様な顔をして出演していましたが、もうそろそろこの準・犯罪者の様な似非評論家は社会的に潰されるべきだと思うのですが。

  • #4

    CARDRIVEGOGO (金曜日, 28 6月 2019 22:48)

    いつも国沢に厳しいですねー。そんなに目に余ることがあるんですねー。反マツダのステマレビューなどこれからヤツの言動をチェックしてあまりに不謹慎過ぎる時はブログ記事に残してみようと思います。情報提供ありがとうございます。