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レクサスUX のエンジン

 

 摩訶不思議

なぜ?どこよりも早くハイブリッド技術と市場を獲得したトヨタが、その技術の粋を注ぎ込み高品質を謳うレクサスで、今更のように新型の自然吸気エンジンを出してくるとは思わなかった!!冷静に考えれば欧州を本気で攻略する気なんだろうけども、欧州も今後はPHVなどが主流になっていくと予測されているが・・・。

 

 

マツダ潰し・・・

今年登場したクラウン&カローラスポーツは、当然のごとくHVとターボの二本立て。今後のTNGAを使ったリアにダブルウィッシュボーンを配置するクラスのクルマはことごとくHV&ターボになるってのが既定路線だと思っていた。あまりのトヨタのストイックさゆえにスバルやマツダがシェアを奪い取ることもできていたけど、トヨタがこんなに「走り」重視のモデルを作ってきたら大変だ。もしかしたら日本市場ではTNGA横縦通じて初の自然吸気!?

 

 

レギュラー対応ではずば抜けた性能

話題のユニットは横置きでC-HRの設計を使うレクサスUXに搭載される『M20A-FKS』という2L直4ユニット。系統としては縦置きでクラウンに搭載された『A25A-FXS』の2.5LのHV用ユニットと同じものらしい。横置き2LでHV用が『M20A-FXS』でこれは2L直4としてごくごく平凡な出力なのに対して、自然吸気用の『M20A-FKS』は170ps/6600rpmというやる気満々の『走り系』ユニット。

 

 

トヨタが自力で作ってきた・・・

ひと昔前にトヨタ伝説の横置きユニット『2ZZ-GE』ってのがあって、1.8Lで190ps/7600rpmという、ホンダを潰すためのエンジンをヤマハに作らせたものだったけど、さすがにそのユニットほど過激ではない。2ZZはハイオク指定だけど、M20Aはレギュラー対応なのでその差はあるだろうけど。あれだけHVを押し続けてきたトヨタが、わざわざ(不要な)自然吸気を作ったのだからよっぽどの自信作なんだろーなって気はする。

 

 

SPCCIとスペック近似・・・

『M20A』が属するAシリーズエンジンは熱効率41%世界でもレシプロエンジンでこの水準を達成しているのはトヨタとホンダくらいなもの・・・そして2Lクラスで170psという出力はMAZDAのSPCCIが予告しているスペックに近似する。MAZDAは過給器が付いてくるようなのでもう少しパワーアップする可能性もあるだろうけど、まるでトヨタの開発陣がマツダに対して「あんまり調子に乗るなよ!!」と警告しているかのようだ・・・。

 

 

メルセデスは眼中になし!?

さて新型MAZDA3ハッチバックのSPCCI搭載で、レクサスと同水準のLパケとなると価格は300万円台になりそう。一方でレクサスUXの2L自然吸気のモデルは390万円。なかなかガチンコな展開。メルセデスAクラスも322万円で出てるけど、どうやらレクサスもマツダも眼中にない。レクサスの自然吸気2Lとメルセデスの1.3Lターボで出力は同等くらいに見える。3〜4年前ならクルマ音痴が声を揃えて「ターボが最先端!!」とかほざいて、マツダの自然吸気を讃える投稿が散々にディスられましたけど、さすがにそんな時代遅れな人はいなくなった(と信じたい)。

 

 

雪辱・・・

レクサスとしてみたらMAZDAにはちょっとした借りがある。RXもNXも日本市場では泣かず飛ばず。CX-5&CX-8に静粛性で遅れをとるなど失態も目立った。世界に名だたるプレミアムブランド・レクサスが、一般向けブランド相手に上級車種で味わった屈辱を、小型モデルで敵討ちってのはちょっとカッコ悪いけど、新型MAZDA3の「Lパケ」はヒットさせない!!それくらいの意気込みを感じる。

 

 

ミッションも仕上げてきた!!

自然吸気エンジンに回帰したので、アクセルフィール、ブレーキフィールは特に弱点にはならないだろうし、ハンドリングとサスペンションは世界最高峰と言っていいくらいに近年のレクサスは注力している。そしてミッションもレクサスが5年以上かけてサプライヤー(アイシンAW)と二人三脚で、発進ギア付きCVTを仕上げてきた。横置きは初搭載!?エンジン良し、ミッション良し、車体良し何ですよね・・・早くも賞賛の声が。

 

 

販売を盛り上げるマッチアップ!?

マツダも部品を購入しているアイシンAWは、トルコンATだけでなく、CVT、EVTの開発において、間違いなくこの20年で世界で最も経験値を積んだサプライヤーであり、マツダATの高品質にも反映されている。レクサスとマツダで競い合って世界最高品質のクルマを作りましょう!!かつてのクラウンとセド/グロ、マーク2とスカイラインのようなライバル関係が盛り上がることが自動車販売には不可欠!!という「出来ゲーム」な戦略の可能性もあるが・・・。

 

 

欧州SUVの近寄れない領域

 RX/NXは北米では最も売れているプレミアムSUVであり、レクサスの屋台骨。もちろんCX-5は各市場での成長を考えれば、現状でSUVにおける世界チャンピオンといってもいい活躍ぶり。エクリプスクロス、アウディQ3、BMWX1/X2などを寄せ付けない存在であり、お互いに相手にとって不足なし。

 

 

この顛末はどーなるのか!?

もしかしたらレクサスはCX-5撃沈の切り札としてグローバルでUXを拡販する狙いかもしれない。MAZDA3に続き、CX-5にもSPCCIが搭載されるだろうけども、一足先に登場した「25T」はLパケが332万円、エクスクルージブモードが365万円。レクサス&MAZDA界隈のSUVはスペックにも「色気」が出てきた。レクサスの反撃か!?MAZDAが再び押しのけるのか!?日本プレミアムの戦いはなかなか奥深い。

 

 

「レクサスが無敵すぎる件について」

 

 

 

 

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