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新型アクセラはティーネイージャーのクルマだ!!・・・とMAZDA役員がおっしゃってます

 

 

 

 

 

藤原清志✖️フェルディナント・ヤマグチ

ベストカーのフェルディナント・ヤマグチさんの連載コーナーを使ってMAZDAの藤原副社長が今後のビジョンについてかなり明確に述べておられます。話題の中心はアクセラと新型ユニットです。個人的にはまだ乗ったこともないクルマなので現段階では肯定的でも否定的でもないってのは素直な感想です。

 

 

MAZDAは幸せを追求する!!

今回の藤原さんのインタビューで最高に面白かったのが、MAZDA3はアメリカでは16歳の高校生が人生の最初選ぶクルマなんだ!!と堂々と宣言していること。クルマのことがまだ何もわかっていない若年層にとっては、クルマを選ぶ一番のポイントはデザインなのは他の年代も同じだけど、その比重がとてつもなく大きく、とにかく他社と比べて「独特の存在感」を見せることに全身全霊を傾けた!!みたいなこと言ってます。

 

 

2019年版の藤原副社長

メディアに登場した当初からやたらと「ソウルフル」なコメントを連発する藤原エクゼクティブですけど、今回はいつになく核心的なことをおっしゃっています。とても建設的な内容だなー。以前のように「ドイツメーカーにスポーツカーの何がわかるの!?」とか「MAZDAをディスっていた連中の手のひら返しっぷりを見て、その愚かさに過去の憎悪がスーッと消えた」みたいな、まあその気持ちはよくわかる!!っていう面白発言から、一気に跳んだなー。MAZDAとユーザーしかいない世界で「美」を構築する。そんな自社の取り組みを真摯に偽りなく見つめる視点変わってきている。メディアとか他のメーカーとか全部無視。

 

 

哲学的に本質を突く

それにしても「アクセラはクソガキ向けのクルマ」ってのはぶっちゃけ過ぎな気がしないでもないが、刺さったよー。いやぶっちゃけを通り過ぎてある意味で盲目的な日本のユーザーを意図的に「誘導」しようとしている、非常に高度な戦略的発言にすら聞こえる。アクセラを買って良いのは29歳まで!!30歳を超えたらCX-5、CX-8、アテンザを買ってください!!お願いします!!メルセデスやレクサスに負けないスペシャルパッケージのプレミアム内装グレードを用意しますし、既存のプレミアムブランドのどこにも負けない高級車としての基本性能を追求しますから!!・・・そんな心の叫びにも聞こえてくる。

 

 

正しいこと

あまり余計なことを言いたくないけど、MAZDAの幹部がそう言っているのだから、しっかりなぞっておこう。30歳を過ぎてアクセラを買っても結局のところ満たされませんよ!!とMAZDAは言いたいのだ。19歳で月収30万円だったら、とりあえず幸せな気分に浸れるだろうけど、40歳で月収30万円だったら、それはもう絶望しかない。当たり前の話だけど、同じ月収30万円でもその満足感はあくまで相対的なもの大きく変化する。

 

 

MAZDAの願い

アクセラを所有する満足感を月収で測るとおよそ30万円くらいだよーって仮定しよう。当然ながら乗り出し価格で200万円を軽く超える新型アクセラなので、購入目安の年収は600万円くらいであり、月収30万円にボーナス4ヶ月がついても480万円であるから、本来は160万円くらいが適正価格なのかもしれないが、これくらいの「誤差」はあってもいいのかもしれない。貯蓄の有無でどうにでもなる。MAZDAは日本人のライフスタイルを研究して価格を設定していると公言しているがその通りではある。

 

 

幸福感とは

今回の「藤原発言」は、広島、山口を地盤にする地方企業MAZDAが日本のライフワークバランスに対してものを申した初めての例かもしれない(私が知る限りでは)。アクセラは若年層が買ってこそ嬉しいクルマだ!!社会人人生のスタート地点を彩るクルマを作りたい!!そんな情熱が世界一弾けたモデルなんだろう。それと同時に30歳、40歳、50歳には別のモデルを示唆している。アクセラではおそらく満足頂けないと思います!!とあらかじめ宣言している。

 

 

40歳65万円

40歳をフルタイム月収30万で使い倒す雇用は、決して労働者を幸せにはしないのだからそんな事業者は無くなった方がいい。おそらくMAZDAの期間工も40歳くらいが定年なんだろう。40歳の適正な月収ってどれくらいだろうか?60万円くらいか?MAZDAではそれくらい貰ってるのだろう。統一地方選挙があったばかりの都道府県議会でもっとも報酬が安いのは大阪府で月収65万円だそうだ。地方行政において最も先進的な大阪府の設定なのだからある程度は説得力がある。フルタイム労働者の40歳平均では65万円が一つの目安かもしれない。

 

 

能力と報酬

地方議員はしばしば特権階級とか言われる。大阪府以外のほとんどの都道府県では当選すれば4年間は年収1000万円くらいは得られる。びっくりだけど、無投票でこの報酬にありつく人も結構いる。なんじゃそりゃ!?それだけの報酬を得て何をしているのだろうか!?優秀な人材が30〜40人も集まれば「過疎化」なんて小さな問題はすぐ解決できそうだが、とりあず地方議員に仕事ができるというイメージはない。失礼だが1人の広島県議よりも、1人のMAZDAの優秀なデザイナーの方が地方経済に大きな貢献ができていると思うが・・・。

 

 

平成は「構造」的に不幸だった

地方議会なんて戦前にはなかった。もちろん都道府県知事が公選制になったのも1947年施行の地方自治法以降の話だ。その後昭和の右肩上がりの時代には特に問題もなかっただろうが、平成になり、従業員を搾取する企業がどんどん増えた!!なんて言われている中で地方議員の実態が報道される機会も多くなってきた。ただただ報道機関として注目を集めたいだけのマスコミが盛んに報じられた知られることになったわけだが、結局それをみて憤っている人がコメント欄に怒りをぶつけている・・・そんなクソみたいな日常が平成の景色だったのかもしれない。

 

 

ウェルビーイングby藤原

MAZDAも平成の30年間であらゆる局面を経験してきた。そんなMAZDAの中で戦ってきた藤原さんだからこそ、「ウェルビーイング」への渇望がコメントから溢れ落ちたのだろう。藤原さんに会ったこともないけども、MAZDAという会社が日本のユーザーの気持ちを捉えるだけのコンセプトを堂々を世界に向けて発信するそのバイタリティは、この藤原さんの「アクセラはガキのクルマ」に集約されていると思う。MAZDAが考える日本社会のウェルビーイングはとてもプリミティブだ・・・。

 

 

「MAZDAファン と 非ファンの大きな隔たり」

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    通りすがり (火曜日, 09 4月 2019 12:45)

    私も記事を読みましたが、藤原氏の発言に関しては従来のMAZDA3(アクセラ)に関する商品イメージの事なのではないでしょうか?実際、デザイン的にも分かりやすいスポーティーな外観で、ガソリン車のベースグレードなら若者でも買えるぐらいの値段でしたし。
    新型MAZDA3に関しては、デザイン的にも価格的にも若者向けというには違和感があると思います。
    話は変わりますが、今月号の「モーター・ファン」の電気に勝つ内燃機関特集は面白いですね。
    CARDRIVEGOGOさんは知識も豊富ですので、機会があればEVと内燃機関の現状と将来性に関する記事を書いていただければ嬉しいです。

  • #2

    CARDRIVEGOGO (水曜日, 10 4月 2019 00:03)

    コメントありがとうございます

    本当にクソな投稿で失礼しました。MAZDAがこれからも日本のユーザーのライフステージを彩るブランドであり続けるためにも、何かしらの変化が求められていて、それを理解するのも大変ですねー。EVと内燃機関の将来性は今後何度も書く機会がありそうですが、まずはMAZDAのロータリーを使ったシリーズハイブリッドが出てこないことには・・・って感じです。新型MAZDA3にもロータリー&EVのユニットが載った方がスカイXより効率が良いみたいな結論があって、社内が混乱していないといいですが。