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アテンザ✖︎レクサスES 直接対決!!

ベストカーが面白かった・・・

いつもバカにしてばっかりの「ベストカー」ですが、3/26号(2月26日発売)はびっくりするくらいに面白かった。「」でMAZDAファンにもおなじみになったフェルディナント・ヤマグチさんが業界人にインタビューするコーナーには、スープラを完成させたトヨタの多田さんが登場。トヨタのエンジニアで一番インタビューを受けている人なんだけど、インタビュアーが違うとここまで面白くなるのか!!ってくらいにびっくり発言を連発してます。「BMWの連中はバカばっかりです・・・まじムカつきました」みたいなこと言ってる。

 

 

水野和敏 VS アテンザ

そして定期的に面白い水野和敏コーナーにはついにアテンザが登場!!日本発売が実現した九州レクサスの大エース「ES」の比較対象に大抜擢されるという栄誉を得ました(ほかに適当なクルマないけどさ・・・)。このコーナーは最後に水野さんが点数を付けるのですが、なんとアテンザは「90点」ゲットしてます!!このコーナーで90点以上がつくのはだいたいポルシェだけと相場が決まっているので、これはスゲーことじゃないかー・・・。

 

 

ブラックジョーク

水野さんがフェイスリフト(2018年夏モデル)のアテンザを見て「スカイラインに似てきたな・・・」ととっても含蓄のある一言。V37スカイラインの基本設計は2世代前の名車V35を引き継いでいます。32〜34までがスカイラインだと言い張る人々からは散々に批判されましたけど、デビューしてからわずかの期間でプレミアムDセグの北米市場を切り開き、Cクラスや3シリーズをボコボコにした日本の自動車産業の金字塔であり、もちろん設計者はこの水野さんだ。

 

 

パクリ疑惑

技術の水野和敏、デザインの中村史郎という二人の天才に様々な権限を与えたカルロス=ゴーンはやっぱり優秀だったと思うし、栃木・上三川の日産プラントは紛れもなく世界最高のクオリティの「プレミアムブランド車」を生産する「聖地」となった。水野さんがまだ日産に在籍していた2009年には現行スカイライン(V37)のデザインのベースになる「エッセンス」というモデルを発表します。このモデルはスカイラインだけでなく・・・どうやらMAZDAの魂動デザインの原点になっているのでは!?という疑惑があります。

 

 

 

 

日本車には無かったテイスト

カリスマデザイナー・中村史郎さんの集大成ともいえる傑作でデザイン。これ見てさぞかしM田さんは感動したんだと思います。当時のMAZDAのデザイン本部長ヴァン=デンアッカーなんか目じゃないくらいかっこいいぞー!! 日本人デザイナーにもこんなゴージャスなデザインができるんだ!!さぞかし勇気づけられたはず。俣野努&荒川健の時代ともかなり違う、スタイリッシュでソリッドな点では同じだけど、ゴージャスさを兼ね備えている。メルセデスやアウディと同等以上の価格で売れるクルマのデザインだよなー。これだけの完成度を見せつけられては、ちょっとくらいはパクリたくもなるよー・・・今見ても十分にカッコいいもん。

 

 

タイミングの問題か・・・

日産にとっては発表が2009年という絶望的なタイミングだったのが悔やまれる。市販化に向けて前向きに動いていただろうけど、このデザインのままのスポーツクーペスタイルに関してはリーマンに続く震災で発売は延び延びになり一応インフィニティQ60として着地した。その一方で後から追いかけたM田さんの「SHINARI」はトントン拍子で実現した。最初から4ドアありきのデザインであったし、小規模のMAZDAの方がチェレンジしやすい環境だったというのもあるだろう。

 

 

日産とMAZDAの尽力で日本車の格が上がった!?

盟友・中村史郎の無念さを2019年になって改めて述べるとは、とても律儀な水野さんは素晴らしい。「スカイラインに似てきたな・・・」ってかなり強烈なブラックジューク。スタートからパクっておいて、さらに寄せてくるなんてどんだけ日産デザインが好きなんだよ。お前ら何回パクったら気がすむんだ!!MAZDAじゃなくてMANEDAだろ!!・・・いやMAEDAだ。

 

 

褒めてる!?いや貶されてるな・・・

さてデザインのジョークが面白すぎて、肝心の「宮田 VS 防府」の日本車頂上対決を水野さんがどうジャッジしたのかあまり頭に入ってこない。あんまり変なことは言ってなかったような気がするが、「どちらも本質的には真面目に作っている」と言いつつも、読者に伝えたいのは「長年の恨み節」なのかもしれない。「上質さがいまいち出せていない」VS「この価格なら成立する」・・・というあまりテンションが上がらない結論。

 

 

評価が難しい2台のサルーン

FFサルーンとしては、世界の1位2位を占めるであろう「防府アテンザ」と「宮田ES」。静粛性のレベルだけでも、某ドイツブランドが日本で発売しているモデルでは全く相手にならない出来栄え。さらにミッション&エンジンに起因するNVHの問題に関しても「日本車ってスゲーよなー」と唸らせるだけの実力。スムーズな発進だけでも、ドイツで最もよくできているメルセデスよりさらにいいからなー。

 

 

「部分最適化」に関してはハイクオリティだ

メルセデスEクラスがドイツでタクシーの定番なように、この2台も「最高のタクシー」な方向に突き進んでいる。ちょっと贅沢なファミリーカーとして上級のミニバンやSUVに負けないユーティリティがあって、しばしば両親などのゲストを乗せるクルマとしてのニーズは高そうだ。そして競争力も高いし、間違いなく「いいクルマだね」と言ってもらえる。トータル設計ありきな歴代の水野さんの手がけたクルマとはポイントが違うのだろうけど。

 

 

世界最高の対決ではあるが・・・

どちらも非常に完成度が高い。「TNGA」と「スカイアクティブ」というどちらも設計上の不自由さを抱えていて、ESに関しては水野さんにその辺に起因する弱点を指摘されていた。カローラスポーツのシャシーをストレッチすれば、まあハンドルの応答遅れは顕在化するだろうし、トヨタのこれまでのモデルの水準を考えるとそれを無理やりに修正しようともしないだろう。レクサスLSが控えている以上、無駄に頑張る必要もない。

 

 

ESからLSにターゲットが変わる?

レクサスESが放置したポイントを、アテンザはアクセラのストレッチ版という同じような立ち位置ながら、間延びした印象は与えないくらいに誤魔化してある。これでアルファロメオ・ジュリアのハンドリングに立ち向かうのは無理だけども、レクサスLS/GSが相手なら十分な仕上げだと思う。

 

 

再戦はおそらく「無い」

やっと日本でも実現した「関門海峡」サルーン決戦ですけども、アテンザの後継モデルはFRシャシー化でいよいよレクサスLSを潰しに行くみたいなので、今回が最初で最期になってしまうようだ。電動サルーンとしての進化が続くレクサスのフラッグシップに対して、直6のディーゼル/Xで対峙するMAZDAの新型フラッグシップは5m級ボデーとは別に日本/欧州向けに4.7mくらいのGG/GHファン待望のバージョンも用意されている!?みたいな報道があった。

 

 

GJアテンザの真価

アテンザ/MAZDA6の歴史の中で唯一のストラットモデルになりそうな現行GJですが、「黒歴史」はちょっと失礼かも。このモデルを通じてマツダはプレミアム化への道筋をつけることが出来た。ハード面では節約しているけど、ソフト面だけで世界と勝負した。アメリカや中国では結果が出せなかったけど、それ自体は悪いことではないと思う。水野さんの評価を読めば、もっと多くの人に納得してもらえそうだ・・・。

 

「レガシィB4とアテンザはレクサスを圧迫するか?」

 

 

 

 

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